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SOLD OUT
品名:戦前・草津張子『ぴんぴん鯛』
制作者:中村新太郎(?)
制作年:戦前(大正〜昭和初期)
状態:左側ヒレの付け位置周辺に破損(最後から2枚目の画像を参照ください) / 銅線は鳴ります / 戦前の大変古いものですので、経年による傷みはご了承ください
本体サイズ:約 高さ150×全長140×幅120mm
備考:あくまでも中古品であることをご了承の上、ご注文お願いいたします。
返品・交換は一切受け付けておりません。
*当サイトの画像の無断使用は禁止いたします*
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滋賀県の草津、守山地方では、古くから子供の誕生の際に、疱瘡除けのまじないとして赤い張子玩具を贈る風習がありました。
男児には猩々、起き上がり、ぴんぴん馬を贈り、女児には猩々、起き上がり、ぴんぴん鯛が贈られました。
ぴんぴん馬とぴんぴん鯛は、台車に銅線が張ってあり、台車をひくとぴんぴん、という弦を弾く音が鳴る仕掛けになっています。
ぴんぴん鯛は、波の文様を描いた台車の上に、張子製の真っ赤な鯛が乗っています。
頭上の直立した大型の鰭が象徴的で、本体は赤と白のコントラストで描かれ、胸鰭は糸で吊るしゆらゆら揺れる仕組みです。
草津張子の発祥は、文献もなく戦前に廃絶しているため、歴史を辿る術もないですが、京都や大阪で作られていたとされます。
大阪張子の中村新太郎が草津から注文を受け作っていたとも言われています。
大正後期〜昭和初期にぴんぴん馬、ぴんぴん鯛は姿を消し、猩々と起き上がりのみが荒物屋などで売られていたにすぎなくなりましたが、戦後に伏見張子の片山弘一さんによってぴんぴん馬などが復活、その後また廃絶となっています。
本品は、大正〜昭和初期頃の作品と思われ、戦前より活動されていた蒐集家様の収蔵品だったもの。
作者は、草津から注文を受け制作していた大阪張子の中村新太郎と思われますが、必ずしも断定はできませんのでご了承ください。
大きさは、高さ約15cmほどの小型タイプで、銅線も鳴ります。
鰭の付け根の部分に破損がございますが、100年以上の経年を鑑みてもコンディションは良好と言えます。
破損部分は画像をご確認いただき、コンディションはご了承の上、ご注文をお願いいたします。
*最後の画像:文庫本サイズとの比較。文庫本は付属品ではありません。
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